角野栄子のちいさなどうわたち 5


「ぼくは おにいちゃん」

ぼくは、四さい
ぼくのおとうとは、ゼロさい。
ぼくは おにいちゃんだから、
これから いろいろ
おしえてあげなくちゃならないな。



あしくらまんじゅう

「ぼくのおとうと」

ぼくのおとうとは、ふにふにの あかちゃんだけど、とっても かわいい。 ぼくは おにいちゃんだからゆびきりげんまんを おしえてあげた。 ふたりだけの ゆびきりげんまん。でも、その日の夜。


「おばあちゃんのおみやげ」

ケンちゃんの おばあちゃんが、 いなかから やってきました。
おみやげは、「せなかが ぞくぞくわくわく するもの」だそうです。





「いすうまくん」

なつやすみに タッくんと おとうさんは、おばあちゃんのうちへ
いきました。 林に かこまれた ふるい うちで、おとうさんの
うまれた うちです。 ものおきの中で タッくんは おとうさんが 小さかったときの いすに すわってみました。

「おしりを チクンと ささないで」

どうぶつ村のはらっぱに ある日、じけんがおきました。 つよくてこわい サイのおじさんが どうぶつ村が ふるえるくらい 大きな声で なきだしました。

絵:とよたかずひこ