にぼしのてんぷら

233

昔、スイスのツエルマットというところに滞在していたことがありました。ホテルには、これからマッターホルンに登ろうという人が沢山お天気待ちをしていました。そのときだれかが鯵の空揚げが食べたいといいだしました。すると、山男(日本人)が「よーし」っといって、つくってくださったのが、このにぼしのてんぷらでした。ちょっとにぼしを水につけて、ほんのすこしやわらかくしてから、薄いころもにつけて上げるのです。あとはお塩をぱらぱら。これはちょっとしたものです。鯵があってもつくりたくなってしまいますよ。

関連記事